Veggie Tongs ベジートング

『働く女性のキッチングッズ』 WW200 / 株式会社 サンクラフト

開発ストーリー

家庭料理の定番メニュー、「野菜炒め」。 体に良い野菜がたくさん摂れ、冷蔵庫の中にある適当なものでチャチャっとできるお手軽料理です。 野菜炒め自体は、忙しい時にも理想的なヘルシーなお手軽な料理ですが、実際に作りはじめると、調理時にめんどうな気づかいやちょっとした手間がかかり、イライラとすることがあります。 色々な素材を混ぜ合わせた調理ですから、これがあれば!という道具はなかなか見つけられませんでした。 しかし、家族のためにも、野菜炒めは、最も作って食べさせてあげたい料理。もっと野菜炒めを楽しみながら作りたい・・・その思いから生まれた道具です。

商品詳細:(株)サンクラフト 公式オンラインショップ >>製品カタログ:働く女性のキッチングッズ(WW200)


野菜炒めのイライラの原因と解消法

1、【生野菜はいためにくい】

色んな形のゴワゴワ生野菜から炒め始める時。細切りニンジン、角切りキャベツ、もやし。豚肉に玉ねぎ・・・菜箸を使っても一般的なトングを使っても、フライパンの中では炒めにくいのです。
このイライラを解消するために、トングの先部分の形状と、開き具合、バネの強さにこだわりました。

2、【肉や魚介を炒めるなら、つまむ、返す】

スライス状の肉やエビなどは、フライパンの上で、つまんだり、ひっくり返したりして焼かなければなりません。トングのつま先を、かみ合わせのよい、つまみやすい形状にしました。

3、【余分な汁気や脂をきる】

野菜に火が通ると、汁気がでてしまいがちです。
汁気を切って、お皿によそいたいけど、途中でタラっと汁が落ちて、キッチンが汚れがちです。
また、肉を炒める際には、余分な脂も落としたヘルシー調理を心がけたいものです。
汁切れが良いように、トングの先の一方をヘラ状に、一方を歯型にしました。

トングの先の形状を、一方歯型を、一方をヘラ型にし、その形状にもこだわりました。
トングの1本は歯型で、先端にいくほど幅広く、具材をがっつりとした量を掴みやすくなっています。
もう1本は、ヘラ状でありながら、波状の凸凹が入っており、具材の汁気を落としやすく、具材が滑り落ちにくくなっています。このヘラ状ゆえに、パスタの際は、具とソースごと取りやすくなります。
2本の先端が、平たい面でかみあうため、肉でも掴みやすくなっています。

4、【がっつり掴んで、お皿によそいやすい】

フライパンの中で炒めた野菜や具材は、菜箸では、具材がぽろぽろ落ちてお皿によそいにくい。お玉状の道具では具材を取りにくい。
炒め物は、①炒める時と、②お皿によそう時に、別の道具で取りよそうことになりがちです。洗い物が増えます。
1つの道具で、炒め、具材をがっつりつかんで、汁気を落として、お皿にさっとよそいたい。

トングの開き具合、バネの程よいやわらかさ(しなり)にこだわりました。
つまんだり、混ぜ合わせたり、炒めやすいこと。
量をがっつりと掴みやすいこと。
重要視したトングの広がり幅と、バネのやわらかさ。調理での快適さが違います。

5、【収納に場所をとらない】

収納に困るから、これ以上道具を増やしたくない。というのが本音。トングをコンパクトに収納できる機能をつけました。
場所をとり収納しにくいトングを、コンパクトに収納しやすいようにしました。

6、【デザインへのこだわり】

機能性を高めながら、他に見たことが無い「デザインへのこだわり」をもちつづけました。

問題点を見つめ直し、問題解消へ

野菜炒めを作ることが多いのに、「手軽なはずの炒め物が、調理にストレスを感じることが多い。」という声が多くきかれました。炒め物、野菜炒めやパスタなどは、いくつかの道具を出してきて調理をする必要があるので、この面倒な点を解消したいと考えました。

  • 肉を掴みやすくするためには?野菜をごっそり掴みやすくするためには?
  • 形がふぞろいな、色んな生野菜を炒め合わせるには?
  • フライパンをこそぐように、炒め合わせやすくするには?
  • 汁気を落とすためには?

といった問題を解消するために、何度も調理をしては形状に変化をつけ続けました。

デザインへのこだわり

機能性を高めるだけでは、女性が調理を楽しむことができません。
魅力あるデザインにこだわりました。

デザイン(機能性と見た目)
●これ1つで、調理を完結できる(菜箸等を別に使わずにすむ)。
●見たことのないスタイリッシュな新しいデザイン。
●しなりがやわらく、持つ手が痛くならない。
●汁気を逃す、穴や形状。
●収納しやすさ(クリップ機能などで開きを狭めてまとめられる)
●全体の長さも、フライパンに使いやすい丈に。
●先部分は、黒の耐熱プラスティックで、持ち手部分を丸みのある
ステンレスにし、持ったときにやわらかな感触を出す。

機能性の追求はもちろん。ありふれたトングの形状では注目してもらえないはず。いかに新しい形状を見出すことができるか、様々な道具を組み合わせてみたり、それを使って調理してみたりを繰り返しました。また、それが「便利だ!」と思われるポイントを「これ1つで炒め物が完結する」という点に置きました。

利用者の声

女性/30代
炒め物をほとんどしなかったのに、食卓に炒め物が多くなりました。

女性/40代
トングはBBQなどで使うもので、家庭料理にトングを使うものと思っていなかったので、フライパン上で使って、すごく快適なことに驚きました。

女性/40代
トングの開き具合がとてもいいです。閉じて収納できるのもいいですね。

女性/40代
野菜いためが素早く作れるようになりました。バラバラとフライパンの外に飛び散らないのがいいです。

女性/30代
焼きそば作りにぴったりです。野菜をいためてから、麺を入れてほぐし、混ぜるのに快適です!

女性/40代
スパゲティを作るとき、パスタとソースを一緒に、フライパンからお皿にうつしやすいです。

女性/40代
チキンソテーやポークソテーにも、ヘラを使って返しやすく掴みやすいので便利です。
ぼろぼろと身が壊れやすい魚のソテーも使えました。