土鍋で炊飯すると、感動的な美味しさに
土鍋で炊いたご飯が、どんな風に美味しいかご存じですか?わたしが初めて土鍋(ごはん鍋)でご飯を炊いた時、「炊き方で、ご飯はこんなに変わる?!」と感動しました。土鍋(ごはん鍋)で炊いたご飯は、透きとおるように白くみずみずしく、モチモチとして、甘い香りがふんわりと漂います。食感が違い、甘みが違うのです。そして何より、炊きたてのご飯を、土鍋からお茶碗によそうのは、特別感がありワクワクします。
土鍋(ごはん鍋)は、なぜお米が美味しく炊ける?
土鍋は、鍋全体が緩やかに温度上昇します。お米のでんぷんを分解して、旨み成分を作り出してくれる酵素「アミラーゼ」が一番働きやすいといわれる40~50度が長く保たれています。そのため、お米の甘味・旨み成分が引き出される時間が長く、美味しいご飯が炊けるのです。
また、土鍋は保温性が高いため、一度温まると温度が下がりにくい特性があります。火を消して蒸らしている間もじっくりと熱がお米の芯まで入ります。余分な水分を飛ばし、一粒一粒が立っているふっくらごはんに炊き上がるのです。
土鍋炊飯は手間がかかりません
土鍋でご飯を炊くのは、とても簡単です。調理時間も約20分ほど。
「お米は、ボウルなど別容器で水に浸しておく」
「火を止めたら蓋をあけずにしっかり蒸らす」
など、ちょっとしたコツさえ覚えてしまえば、毎日美味しいごはんを楽しめます。
手間も時間もかからないので、ぜひ毎日、ごはん鍋で炊いてワクワクしながら美味しいご飯を食卓へ。
土鍋炊飯は、時短・エコ調理です
土鍋は、蓄熱性が高いので、余熱で調理ができます。加熱時間20分ほ前後。あとは余熱で炊き上げます。土鍋は、保湿性が高いので、残ったご飯の乾燥を防いでくれます。温めなおせば、炊きたてのようなもっちりと美味しいご飯をいただけます。
■ごはん鍋は「萬古焼」と「伊賀焼」
三重県の土鍋は、蓄熱性の高い「萬古焼」と、耐火性の高い「伊賀焼」が有名です。どちらで炊いても、驚きの「絶品ごはん」が炊きあがります。
「萬古焼」の土鍋は、比較的丈夫で、焦げつきにくく、洗浄の手入れがしやすい、という扱いやすさが魅力です。「伊賀焼」は、土の風合いが美しく個性的です。粗土のため、丁寧に扱う必要があります。
お米を炊く専用の土鍋を「ごはん鍋」とよび、二重蓋になっているものが一般的です。
萬古焼のごはん鍋も、伊賀焼のごはん鍋も、重量感は同じくらい。美味しいご飯の炊け具合も、やはり同じくらいです。ごはん鍋を扱う手間や、デザイン・風合いの違いがある、といったところでしょう。どちらが良いかは、ご自身のライフスタイルに合ったものをお勧めいたします。
■萬古焼のごはん鍋 (4合炊き・3合炊き)
私は、日常的にごはん鍋で炊飯をしています。子育て中の働くお母さんであり、大雑把な性格なので、扱いやすい《萬古焼のごはん鍋》を使用することが多いですね。
萬古焼の土鍋は、国内シェアが約80~90%。土鍋も改良され続け、製造技術の高さを感じます。萬古焼は耐火性が高いので、最初からぐっと強い火で加熱しても大丈夫です。
最近の萬古焼のごはん鍋は、焦げ付きにくく、多少焦げても水に浸しておくときれいに取れます。硬い土鍋なので、あまり気を使いすぎずに洗うことができるのも嬉しい。また、洗ったらきれいに拭いて乾かしておけば、それほどカビもにおいも心配もありません。
家族で食べる量のご飯を炊くとなると、土鍋は重くて大きいので、ついつい、扱いが手軽な萬古焼の方を選んでしまいます。
炊飯ジャーで炊いたご飯が足りなくなって、急いでご飯を足したい時に、小さめコンパクトで、おしゃれな萬古焼のごはん鍋も大活躍してくれます。時短炊飯できるのも、ごはん鍋の便利なところです。
■丈夫さが魅力「BANKOのごはん鍋/4合炊き」
《BANKOのごはん鍋/4合炊き》>> 商品詳細
手軽に土鍋炊飯で美味しいご飯を楽しみたい、と思われていましたら、「二重蓋(ふた)」のごはん鍋をおすすいたします。
二重蓋のごはん鍋は、吹きこぼれにくいように鍋のふちが高くなっており、内部にしっかり熱をかけ、対流が起こりやすい形状になっています。
火加減の微調整を細やかにしなくても、より簡単にふっくらとしたご飯を炊くことができます。
ちょっと重みがありますが、それが美味しいご飯の秘訣でもあります。
また、ごはん鍋を選ぶ時には、どの大きさ(何合炊き)を選ぶか悩まれるでしょう。
家族が3、4人くらいであれば、4合炊きのごはん鍋をおすすめいたします。
4合炊く必要がない時は、3合炊く、という「大は小を兼ねる」使い方が日常的になってゆきます。
重さもありますから、出したりしまったりするのではなく、常にキッチンに出しておくといいですよ。
ごはん鍋の雰囲気も楽しめます。
上写真の《BANKOのごはん鍋》は、4合炊きです。
二重蓋なので、しっかり熱の圧力をかけて美味しくもっちり炊き上げます。
おコゲが、カリカリと美味しいのも魅力の一つ。
うちは、ごはん鍋で炊いて残ったご飯は、おにぎりにしています。
このご飯は、冷めても、もっちりとしてご飯の美味しさを楽しめるからです。
美味しいおにぎりは、子どもが学校から帰った時のおやつにしたり、
わたし自身の昼ごはんや、夜食に、美味しくいただいてます。
商品は、《BANKOのごはん鍋/4合炊き》>> 商品詳細 からご確認ください。
■コンパクトでおしゃれ、手軽さが魅力「直火グレーごはん鍋/3合炊き」
《萬古焼 直火ごはん鍋・グレー/3合炊き》>> 商品詳細
小さくて、スタイリッシュでキッチンの場所を取らず、手軽に美味しいご飯が炊けるごはん鍋をお探しの方へ。
1人暮らし用、または少人数用の、手軽に扱えるごはん鍋。
食卓に置いても映えるスタイリッシュなデザインで、小さく感じるのに3合まで炊ける《萬古焼 直火ごはん鍋/
グレー》3合炊き、女性に人気のごはん鍋です。
玄米や炊き込みご飯も、美味しく炊きあがります。
コンパクトサイズで、フタも一重という扱いやすさ。
コロンとした球状ですので、内部で対流が起こりやすく、全体に均等にしっかりと熱が通り、みずみずしくもっちりと美味しいごはんが炊きあがります。
ご飯が足りなくなって、急いでご飯を足したい時に、少量をごはん鍋で手軽に短時間で炊飯。
コンパクトで、おしゃれな萬古焼のごはん鍋が大活躍してくれます。
エコな時短炊飯ができるのも、ごはん鍋のうれしいところです。
お米を洗って水に浸す時は、ごはん鍋内ではなく、ボウルで行いましょう。
商品は、《萬古焼 直火ごはん鍋・グレー/3合炊き》>> 商品詳細 からご確認ください。
■極上のごはんを炊き上げる「古伊賀ごはん鍋/4合炊き」
《古伊賀ごはん鍋/4合炊き》>> 商品詳細
不動の人気、個性的な土の風合いが美しい、伊賀焼のごはん鍋。
伊賀焼の土鍋は、じんわりと土鍋全体で熱を蓄え、熱を逃がしにくいため、食材の芯までしっかりと火を通します。
そのため、食材のうま味を逃がさず、ふっくらと美味しいご飯を炊き上げます。
《古伊賀ごはん鍋/4合炊き》は、伊賀の耐熱土のみを使用した昔ながらの土鍋。
「二重蓋(ふた)」で、4合までたっぷりと炊けるごはん鍋です。
伊賀焼のごはん鍋で炊いた、格別なご飯の美味しさを知ると、電気炊飯器には戻ることができない、と言われます。
火にかけているごはん鍋の姿も、テーブルに置いたごはん鍋の姿も、とにかく風情があり美しい。
食を大事にしている方ほど、自然に毎日使いたくなるのが、伊賀焼のごはん鍋です。
伊賀焼の土鍋は、美しいがゆえに、扱いに注意が必要です。
伊賀焼は、多孔質な素地であるため、使い始めに必ず「目止め(※1)」を行う必要があります。
「目止め」を行うことで、長く味わい深い土鍋を育ててゆくことができます。
また、土鍋としては比較的やわらかい陶土のため注意して扱う必要があります。
「ぶつけて鍋が欠けないように。」
「しっかり乾燥させてカビや匂いが付かないように。」
といった、扱いへの気配りが必要ですが、鍋の微細なヒビや使い込んだ感がまた味わい深い、というのが伊賀焼の土鍋。
人気の理由が深いですね。
商品は、《古伊賀ごはん鍋/4合炊き》>> 商品詳細 からご確認ください。
萬古焼は「トースター炊飯」も、ふっくら美味しい!
トースターで少しだけ炊飯《ライスクッカー》
楕円型/1合炊>> 商品詳細 円型/1.5合炊>> 商品詳細
1人暮らしの方。
少量のごはんを炊飯する機会の多い方。
テレワーク、在宅ワークで、家での時間の自由度が高い方。
土鍋で炊飯、とまでは手間をかける勇気がなくても、萬古焼で炊飯はできます。
1合、1.5合と、少量のごはんをトースターで美味しく炊飯できる、萬古焼の「ライスクッカー」。
お弁当箱ほどの大きさです。
本器でお米をといでしばらく水に浸し、ふたをしたら、20分ほどトースターで加熱。
あとは10分ほどそのままに。
音もなく静かに、トースターでふんわり美味しいご飯が炊きあがるのです!
トースターの熱による蒸し炊きで、蒸気も出ず匂いも出ません。
匂いに敏感な妊婦さんにも、やさしい炊飯器です。
私は、在宅ワークの時には、手軽で美味しく炊けるトースター炊飯を楽しみながら仕事をします。
できたて熱々、ふっくらのご飯が美味しく炊ける、それだけで出来上がりをワクワク楽しみにしながら、仕事をしながら待っています。
商品は、《ライスクッカー》楕円型/1合炊>> 商品詳細 または、円型/1.5合炊>> 商品詳細でご確認ください。